【出産レポ】東京品川病院で第2子出産!計画無痛分娩リアルレポ(2025年5月)

2025年5月、東京品川病院にて第2子となる女の子を出産しました。
2度目の出産ですが、前回とは違う産院&初めての計画無痛分娩を選択しましたので、これから出産を控えるママたちの参考になればと思い、長文になりますが出産レポをのこします。
(2025年5月時点での情報です。最新情報は病院のHPをご確認ください。)
計画無痛分娩
東京品川病院での出産を選択した理由の1つは「無痛分娩ができるから」なのですが、こちらの無痛分娩は、事前に入院日を決めて計画入院し、促進剤で陣痛を誘発する方法になります。
とはいえ、妊娠糖尿病になってしまった場合や、入院予定日までに陣痛がきた場合、土日祝日、17:00以降の夜間は麻酔ができない等ありますので、無痛分娩ができるのは希望者のうち4割程度、と最初の妊婦健診時に伺いました。
また、最初は事前に出産日を決めてしまうことに抵抗がありましたが、今回は上の子のお世話があったため、結果的に事前に入院日が分かる計画入院という出産方法が、スケジュールが組みやすくて助かりました◎
入院日
39wの妊婦健診で4日後(予定日の前日)に入院が確定し、入院日は朝9:00に病院へ向かいました。
入院後はNST→内診→バルーンを入れて様子見→NST→お昼ごはん→シャワー→夜ごはん→NSTという感じ。
夜は長女と電話してから21:30ごろに就寝しました。(といってもお腹痛くて2時間ほどしか眠れず…)
ちなみに入院部屋は個室と大部屋があり、当日の空き状況によって振り分けられますが、出産で入院の場合は優先的に個室を案内されるそうです。(産後ケアで入院している方もいるので、必然的に大部屋は産後ケアの方が振り分けられる場合が多いとのこと)
▼個室はこんな感じ



缶ミルクや哺乳瓶2つ、哺乳瓶ブラシ、消毒液(ミルトン)などが準備されています。
▼ロクシタンのアメニティもついてる!


シャンプー・トリートメント・ボディソープ・ボディクリームだけでなく、ヘアブラシ・ボディタオル・歯ブラシ・歯磨き粉・ヘアバンド・フェイスパック・リップ・ハンドクリームまで付いています◎
これは凄い、ほぼ手ぶらで入院できますね…!
出産日
翌日は朝6:30からLDRに移動して早速NST。事前に先生と「この日に産まれたらいいね」と話していたので、産む気満々で気合い入れて分娩台に向かいました!
麻酔分娩なので、血圧・心電図等いろんな管を付けられます。(点滴用の太い注射がめちゃくちゃ痛かった…。)
朝一の内診では昨晩に入れたバルーンが抜けてて子宮口3cmとのこと。まずは採血と水分の点滴をしてもらい、7:20ごろから促進剤開始。
8:30には麻酔科の先生が来られたので、背中に麻酔の管を入れてもらいます。
ちなみに麻酔を入れてもらえるのは17:00まで。17:00を過ぎると麻酔科医がいなくなるので麻酔はできません。
そこからはベッドの上で陣痛まち。お昼ごはんを食べたあとから痛みが強くなって内診してもらうも3cmから進捗なし。地味に痛みに耐えながら、ひたすら陣痛まちです。
その後15:00過ぎの内診でも進捗がなく、先生から「今日は無理そうだから明日頑張ろう」と言われたので立ち会い予定だった夫にも今日は無理そうと連絡。16:00まで促進剤を入れて17:00ごろ個室に戻されましたが、痛みが強くなる一方なので再度内診してもらったところ、子宮口5cm!!個室に戻された30分後に分娩室にカムバック!!笑
ここから一気に進んで17:30には7cm!
夫に「やっぱり産まれそう」と連絡して病院まで来てもらうことに。(ちなみに立ち会い者の食事は出ないので、時間的に何か食べれる軽食を持ってきてもらって、と言われました)
18:00過ぎには9cm。夫も無事到着。
さらに本来17:00を過ぎると麻酔を入れてもらいないのですが、運が良くてたまたま先生がいたため麻酔を入れてもらえました。
そのあとは助産師さんに言われた通りにいきむこと数十回、19:06にどぅるんと次女が誕生しました。
(余談)無痛分娩の麻酔について
麻酔を入れてもらえたのはいいのですが、正直痛みは全く軽減されませんでした…w
前提として、「麻酔といっても痛みを完全にとっちゃうといきめないから、多少の痛みは残すよ」と言われてはいましたが、それにしても全く痛み変わらず(泣)
長女も無痛分娩でしたが(別の産院)、その時は麻酔を入れたら一瞬で痛みが引いた記憶だったため、「あれ..?麻酔効いてる…?」とずっと思ってました。
ただ先生曰く、お腹部分の痛みはほぼなかったのでちゃんと麻酔が効いてるとのこと。(腰とお尻の痛みが爆発してましたが)
この病院の麻酔がこんな感じなのか、それとも私がたまたまなのか、それは分かりませんが…
とにかく私はとてもとても……痛かったです…。
産後直後
産後は3時間ほどLDRで過ごしました。(通常は2時間程度のようですが、私は出血が多かったので長めに過ごしました)
カンガルーケアもさせていただき、立ち会ってくれた夫と3人で過ごしながら、長女と、長女の面倒をみてくれていた母にもテレビ電話で無事に産まれたことを報告。
また、夕食の時間は過ぎていましたが、21:00前に夕食も出していただけました。(夫も持ってきたパンを食べてた)
その後、赤ちゃんは新生児室へ。夫ともバイバイして車椅子で個室へ戻りました。
産後1日目
産後、LDRから個室に戻ったのが22:00過ぎで「ゆっくり休んでね」と言われましたが、トイレに行くため4:00ごろ起こされましたw
個室の中にトイレが付いていて、何かあった時のために助産師さん(看護師さん?)が部屋で待っていてくれるのですが、まぁ産後最初のトイレは恐怖以外の何物でもないですよね…。(今回は会陰切開せずにすみましたが、少し裂けました)
なんとか無事にトイレが終わり、その後は爆睡……したかったのですが、後陣痛が痛すぎて寝れない(泣)
長女のときは後陣痛がほぼなかったので、経産婦の方が後陣痛が痛いというのは本当のようです。
その後もウトウトするも眠れないまま6:30に採血で再び起こされ(貧血だったので鉄剤を処方されました)
7:30ごろ朝ごはんをいただき、「良いタイミングで赤ちゃんを迎えにきてね」と言われていたので10:00ごろに迎えにいって、母子同室がスタートしました。(まだしばらく預けたい場合は希望を伝えれば預かってもらえます)
ちなみに、会陰の傷が痛過ぎて1日目は座れませんでした。円座クッションはありますが、それでも痛くて座れなかったので先生に診てもらったところ、傷口が結構腫れてて出血も酷かったようです。痛み止めと軟膏を出していただき、夕方ごろからはなんとか円座クッションに座れるようになりました。
午後には夫と実母も面会に来てくれました。
※面会は14:00〜19:00(最終受付18:30)の30分以内/1回2名まで、未就学児は面会不可
産後2〜4日目
入院中は
- 毎朝医師の回診(欲しい薬などその際に伝えればもらえる)
- エステ60分が1回無料(2回目以降は有料で追加可。30分¥3,000/60分¥5,000)
- お祝いディナー(フレンチのフルコース/高校生以上の家族1名招待可)
- ラウンジにお水やティーパックにあり、おやつ食べ放題
がありました。
医師、助産師、看護師の方たちはみなさん優しくて、産後はママの希望する授乳スタイルに合わせてアドバイスをしてくれます◎
ごはんも美味しくて15:00と20:00にデザートまで付いており、同サービスレベルの他院と比較しても、費用対効果がとても高いと感じました。
産後5日目(退院日)
通常分娩でしたので、産後5日で退院。退院日は朝10:00に病院を出ることになります。(朝食まで提供あり)それまでに薬の処方がある人は薬と、事務の方が請求書を部屋まで持ってきてくださいます。退院日が平日の場合は、そのまま1Fの支払い機で支払いをして完了。土日祝の場合は、後日請求になるようです。
入院中の食事
東京品川病院は食事が美味しいで有名です◎
1日3食、ボリューミーでバランスの良い食事と15:00、20:00のおやつが付いており、中華やエスニック料理もでて全く飽きませんでした。(20:00のおやつは夕食と一緒に提供されます)
参考までに、美味しかった食事をいくつか載せておきます。
▼朝ごはん



▼昼ごはん


▼夜ごはん


▼おやつ



▼お祝いディナー




ちなみにお祝いディナーはノンアルコールのみ。出てくるもの以外のドリンクは選べません。
(夫は普通にアルコールが飲めると思っていたみたいw)
デイルーム
デイルームにはドリンクとおやつが置いてあり、入院中は自由に使えます。
おやつとティーパックは取り放題♪


お水と炭酸水は1人1本まで。


東京品川病院の良かった点まとめ◎
- 計画無痛分娩ができる
- ご飯が美味しく、豪華なお祝いディナー付き
- 無料エステあり
- スタッフが優しい(1人だけ言い方が少し冷たい感じの医師がいました…)
- 母子同室や授乳指導などはママの希望に合わせてサポートしてくれる
- (入院状況によりますが)産後は基本個室でゆっくり過ごせる
東京品川病院のうーんだった点まとめ△
- 絶対に麻酔分娩ができるわけではない(麻酔ができるのは17:00まで/妊娠糖尿病だと麻酔不可)
- 入院中、スタッフが全員忙しそうで気軽に話しかけずらい感じがある(基本的にみんなバタついていて、「なんでも聞いてね」とは言ってくださるが、ちょっと聞きたいときに皆忙しくてすぐ捕まらない感がある。授乳をみてもらおうと2回ほど授乳室にも行ったが、保育士さんしかいなかった…)
- 経産婦は沐浴指導なし(自身でビデオ視聴のみ)
- 新生児室で赤ちゃんを見てくれてるのは保育士さん(これは別にうーんでもないのですが、前回の産院は助産師さんが複数名体制だったので、それと比べるとビックリした…という意味です)
- 個人的には新生児室が外から見えないのがちょっとうーんでした(前回は新生児室にお迎えに行く時に「我が子どこかな〜何してるかな〜」と外から見るのが好きだった)
さいごに
2年半ぶり2度目の出産。東京品川病院を選んでとっても良かったと思います!
もしまた出産する機会に恵まれたら、またこちらでお世話になりたいな〜と思っています。
これから出産予定の皆さんも、どうか素敵なお産になりますように!