【妊婦は飛行機に乗っても大丈夫?】〜搭乗時に気をつけたいこと〜

今回は「妊娠中に飛行機に乗っても大丈夫なのか?」問題について、実際妊娠中に4回飛行機に乗った私の体験談と、フライト時間をできるだけ快適に過ごすためのポイントについて書きました。
現在妊娠7ヶ月の私ですが、2ヶ月(妊娠初期)と5ヶ月(妊娠中期)の時に飛行機に乗って旅行に行きました。

飛行機に乗る予定があるけどどうしよう…大丈夫かな…と悩んでいる妊婦さんの参考になればと、私の体験談をシェアします。

※あくまで個人の見解です。記事の内容は産院の医師のアドバイスを元に記載しています。

妊婦は飛行機に乗って大丈夫なの?


一般的に、合併症などのない正常妊娠の妊婦さんは飛行機の搭乗に問題はないと考えられています。 その中でも搭乗に適しているのは、比較的体調が安定している「妊娠中期(5〜7ヶ月頃)」です。
つわりなどで体調が安定しない妊娠初期、正期産である妊娠37週以降はオススメしません。

◇搭乗のリスクとしては…
・機内は地上より気圧が低く、湿度も低いため乾燥する
・離着陸時の加速による負荷
・気流の乱れなどによる振動
・エコノミークラス症候群
などが考えられます。私は振動が1番ツラかったです。

また、フライト時期の妊娠週数によっては診断書の提出や医師の同伴が必要になる場合があるので、必ず航空会社の規定を確認してくださいね。

フライト時の注意点 〜機内の過ごし方〜


ここから私の体験談です。
妊娠中に少しでも快適なフライト時間を過ごすために思ったこととして、下記4点あります。

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① フライト時間は3時間未満にする
② マタニティマークを付け、妊娠中であることを必ずCAに伝える
③ 座席を2〜3席(1列)使えるよう工夫する
④ 水分とおやつの持ち込み
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では1つずつ見ていきます!

① フライト時間は3時間未満にする
当たり前ですが、フライト時間は短ければ短いほどストレスが少ないです。
私は妊娠中「羽田→山形(約1時間)」「羽田→宮古島(約3時間)」のフライトに乗りましたが、3時間同じ体勢で座りっぱなしは非妊娠時に比べて10倍ぐらいしんどいです。気分転換にトイレに立とうにも、トイレって人が入れ代わり立ち代わり入っていて、意外とタイミング良く行くの難しいんですよね…。私が搭乗した時も中々人が途切れずに「この人の次行こう!」と思ってスタンバってたら、着席サインが出て結局行けずじまい…。ということがありました。
また、宮古島に行った際は、帰ってきた羽田空港のトイレで少し不正出血がありました。翌日病院を受診して問題はなかったのですが、それまで不正出血したことはなかったので、やはり長時間フライトのストレスだったのかなぁと思っています。

② マタニティマークを付け、妊娠中であることを必ずスタッフに伝える
妊娠中の搭乗時に大事なことは、「妊娠中であるということを周囲にアピールすること」です。特に1人で搭乗しないといけない時は、必ずCAさんに伝えてください!マタニティマークを見える位置に付け、優先搭乗などもフル活用。CAさんに伝えておくことで、何かと声を掛けてくれたり体調を気にしてくれるので、少し不安も和らぎます。

③ 座席を2〜3席(1列)使えるよう工夫する
これは妊娠中に2回搭乗して思ったことですが、フライト中、やはり横になっているのが1番楽な姿勢なんですよね。何がツラいって、とにかく妊婦には振動がツラい!離着陸時の振動や気流の乱れによる振動など、非妊娠時はそこまで気にならなかったことでも妊娠中はとても過敏になります。
なので私は基本的に到着まで旦那の膝枕で横になって寝ていました。恥ずかしいとかお行儀悪いとか色々思うところはありますが、「今はそんなこと言ってられない!お腹の子が1番だ!」と考え気にしないようにしました(-_-;)
座っている時に比べて到着時の体調の良さが全然違うので、長時間フライトの人ほどオススメします!

④ 水分とおやつの持ち込み
妊娠中は普段よりも意識してこまめに水分を摂取することが大事!
喉が渇く前に水分をとってトイレに行く。そうすることで適度に体を動かせてエコノミークラス症候群などのリスクも回避できます。あとは小腹が空いたとき用のおやつ。私の場合は小腹が空くと気持ち悪くなっていたので、ゼリーやチョコなどつまめる系のおやつを持ち込んでいました。

どの座席に座るのがベスト?


飛行機に乗ることが決まったら、あとはどの座席に座るか選ぶだけ!
私的に妊婦さんへのオススメ席は、同乗者がいる場合なら前方の窓側!お一人で搭乗の場合は前方の通路側です!
理由は3つ。
① トイレが近い
② 前方のほうが割と静かでゆったりできる(子供連れや団体客は後方にアサインされることが多い)
③ 着陸後すぐに飛行機から降りられる

頻尿気味な妊婦さんはトイレに近い前寄りか後ろ寄りがオススメ。その中でも着陸後、すぐに降りるかちょっとゆっくりして最後に降りるかの選択ができる前寄りの座席が妊婦さんにはオススメです!

ちなみに!!
エコノミー席の最前列にあるフォワードシート(プラス料金でちょっと広い座席に座れる&前の席がないので足が伸ばせる席。航空会社によって呼び名は違います。)はオススメしません!
理由は肘掛けが上げられないから。(=横になれない)
宮古島からの帰りの便で試しにフォワードシートにアップグレードしてみましたが、逆に座りっぱなしの3時間になってしまいめちゃめちゃしんどかったです。(そのせいで不正出血したのかも…)
通常席を1列使って旦那の膝枕(1人の場合は枕やブランケットを借りる)で横になるのが1番負担が少ないです。

さいごに


いかがでしたでしょうか。
妊婦さんの飛行機搭乗については医者の中でも賛否両論あり、100%正しい答えはありません。個人的には、体調が安定していてかつ短時間フライトであれば、そこまで神経質にならなくてもいいのではないかなと思っていますが、それも結局は結果論。何事もなかったからこそこう言えていますが、もし何かあったとしたらこんなことは言えないと思います。
ただそれでも、お仕事やご家族の都合などでどうしても飛行機に乗らないといけない場合もありますし、体調が安定しているので気分転換や産前の思い出作りに出掛けたいという方もいらっしゃると思います。
その際に少しでも快適な搭乗ができるよう、参考になれば幸いです。
情報収集と事前準備をしっかりして良い旅を!!

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